ジャンプすると腰が痛い

飛び込みで来院されたUさん(女性)小学生

他の患者さんの施術中、

「明日、マラソン大会なんですが、
娘が腰痛いって言うんですけど、
予約なしだとダメですか?」

と突然お母さんが飛び込みでいらっしゃいました。

次の時間が空いてたので、
施術をすることに。。。

Uさん、トランポリンを4年間ほどやっていて、
度々腰痛を感じている様子。

コーチをしているお母さん自身も以前からやっていて、
腰を壊したそうです。

私も以前トランポリンにチャレンジした時、
これは椎間板潰れそう・・・(涙)という位、
腰に痛みが出たのを思い出しました。

「いわゆるスポーツ障害かな・・・(苦笑)」(お母さん)

なんてお話をしながら問診開始。

「腰の痛みを感じる時はいつ?」

と尋ねると、

●腰を丸めていると

●中腰(45度位のおじぎで)

●飛んだとき(トランポリン時、または床でも)

●走ったとき

という答えが返ってきました。

ここで骨盤が高い方の腰に手を当てて
足踏みを30回ほどやってもらうと、
今度は60度くらいまでお辞儀をしても痛みがありません。

「今のは、骨盤の調整方法の1つなんで、
これで少し良くなるのなら、骨盤の歪みも原因かもしれませんね!」

と納得していただいて、施術開始。

施術は体幹を整えて、
腰まわりを緩めていきました。

すると、今度はお辞儀していっても、
どんどん曲がっていきます。

大抵のお子さんは、良くなってても、ぶっきらぼうに、

「あっ、、、大丈夫・・・」

と言う程度なんですが、

Uさんはちょっと違いました。

驚いた表情で、にっこり笑って、

「痛くない♪」

この表情が欲しいんですね、施術者としては♪

そして、その場でジャンプしてもらっても、

にっこり笑って、

「痛くない♪」

こうなると、私も嬉しくなってきます。

「次、外走ってきてみようか?」

と少し走ってきてもらうと、まだ痛みがありました。(汗)

すぐに立位の骨盤調整を行うと、
今度は走った時の痛みが軽減してきました。

どうやら、Uさんの腰痛は、
骨盤の歪みと、骨盤の後傾が原因だったようです。

どうしても、運動による痛みもあるようなので、
また来週来て頂く事にしました。

小学校から腰痛があるのは辛いはずです。

しっかり調整して、元気にまた運動できるようにしていきましょうね♪